2017年分路線価　全国平均2年連続上昇｜公認会計士・税理士　伊藤暢朗会計事務所

　国税庁は7月1日に、相続税や贈与税の土地評価基準となる2017年分路線価（1月1日時点）を公表しました。全国平均は前年を0.4％上回りました（昨年は0.2％の上回り）。
　都道府県別では13都道府県が上昇し、横ばいが2県、33県が下落しました。
　神奈川県内の路線価は0.4％上昇（昨年は0.5％上昇）し、県内18税務署別では、上昇が14、横ばいが4、下落は3年連続でゼロでした。
　相続税法改正の基礎控除額の減額により、2015年から相続税は増税となっていますが、路線価の上昇により相続税の負担はより重くなります。