2019年度　国の税収58.4兆円　3年ぶり減少｜公認会計士・税理士　伊藤暢朗会計事務所

　財務省は、7月3日に2019年度の国の一般会計税収を発表しました。
　新型コロナの影響により、前年度の60.3兆円から1.9兆円減の58.4兆円となり、とくに法人税は前年度から1割超の1.5兆円減額して10.8兆円でした。
　2020年度の予算の歳出総額は、2度の大型補正予算を組んだので、160兆円超となっており、これを90.2兆円の国債発行によりまかなうことになっています。
　コロナ禍により、2019年1月～3月のGDPは、年率2.2%下落となっており、財政健全化を後回しにしてきたアベノミクスの抜本的見直しが必要と思われます。