2018年度 国の税収　過去最高に｜公認会計士・税理士　伊藤暢朗会計事務所

　財務省は2018年度の国の税収について発表しました。税収総額は60兆3563億円（対17年度約1.5兆円増）となり、バブル期の1990年度より0.3兆円増と、過去最高になりました。
　税収構造では、法人税は12.3兆円と税収総額の中で比率が大幅に下がり、消費税が17.7兆円と大幅に増大しており、法人税の減税に消費税の増税分が充当されていることがわかります。
　税収が過去最高でも、一般会計の歳出は税収をはるかに上回っており、財政再建は厳しい状況にあります。