民主党税制調査会　所得税・相続税の増税を確認｜公認会計士・税理士　伊藤暢朗会計事務所

　朝日新聞の11月8日付報道によると、民主党税制調査会は、12月に最終決定する13年度税制改正大綱に、2015年から下記の所得税と相続税の増税を盛り込むことを確認しました。

　１．所得税
　　　　所得5,000万円超の税率を40％から45％に引き上げ
　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　増税額　　年　約400億円

　２．相続税
　　（１）基礎控除額（課税免除額）を5,000万円＋法定相続人数×1,000万円
　　　　　から3,000万円＋法定相続人数×600万円に引き下げ
　　（２）課税遺産額6億円超の税率を50％から55％に引き上げ
　　（３）保険金非課税枠500万円の対象相続人を、未成年者・障害者・生計
　　　　　が同じだった者に限定
　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　以上（１）（２）（３）　増税額　　年　約3,000億円